よくある質問Question
治療前のよくある質問
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お口の中は、髪の毛1本でも違和感を感じとる繊細な器官です。個人差はありますがマウスピース装着当初は、舌足らずになったり滑舌が悪くなるもの、と思ってください。これらの一時的な症状は、使い続けることによって1週間程度で改善されていきます。
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ワイヤー矯正で治せる症例であれば、インビザラインはほぼ対応しています。但し、骨格性の不正咬合やマウスピースをかぶせられない歯(横向きに倒れている等)がある場合、インビザラインだけでは治らないことがあります。治せる/治せないは、精密検査の結果次第ということもあります。
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精密検査の結果、当院で治療可能と判断したものは、実際の治療にかかわらず返金対象外となります。一方、「インビザラインだけでは治せない」と判断したものについては、返金対象とさせていただきます。
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個人差はありますが平均的な治療期間は、1~2年です。オプションになりますがスピード矯正(PBM療法)を併用する場合、90%のケースが1年以内で完了します。精密検査後の治療計画(シミュレーション)によって個別の治療期間をご提示できるようになります。
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最大の違いは「審美面(目立つ/目立たない)」と「取り外しできるか/できないか」です歯並びにコンプレックスを抱えている方は大勢いらっしゃいますが、従来のワイヤー矯正には抵抗があった方でも、インビザラインなら積極的に取り組めます。アライナーを付け替えることで1つ1つの歯をムダなく確実に動かしていけるため、治療期間もワイヤー矯正と大きな差異はありません。
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マウスピース(アライナー)を外している間は、歯が動かないだけでなく「後戻り」します。計画通りに歯が動かないとマウスピースのアンフィットを招き、作りなおしが必要となることもあります。治療の効果を確実に引き出すためにも、歯みがきと食事中以外はご装着ください。当院では1日20時間以上を推奨しています。
治療中のよくある質問
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歯に力を加えて動かす原理はワイヤー矯正と同じですので、全く痛くないワケではありません。インビザラインは解剖学的に過度な負担をかけないよう、1枚のマウスピースにつき最大移動量0.25㎜という安全設計ですので、ワイヤー矯正や他のマウスピース矯正(1枚1㎜)に比べると痛みは「少ない」です。ただ新たにマウスピースをつけたときは少々圧迫感を感じるかもしれません。またマウスピースを外した際、歯が元の位置に戻ろうとするため若干痛みを感じることがあります。
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アライナーを外す際、両手で左右均等に力を加えて外すべきなのですが、ついつい片手で雑に外したりすると、割れてしまうことがあります。少々亀裂が入るくらいなら別ですが、完全に割れたままでは「望ましい矯正力」が働きませんので、装着する意味がありません。1つ先のアライナーに進み、しっかり装着できるようであれば、そのまま治療を続けて下さい。入らないようであれば、1つ前のアライナーに戻り、当院にご相談ください
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治療を中断された場合でも、5年以内であれば保証内で再治療できます(軽度プランは2年)特別な事情により返金を希望なさる場合、治療の進捗率に応じた返金額を計算いたします。また軽度症例のプランを進めていたものの、他にも治したい部位がでてきて枚数に制限のない「フルプラン(全顎矯正)への移行」をご希望の場合は、フルプランとの差額にて対応しております。あくまで保証期間内での対応となるためご注意下さい。
治療後のよくある質問
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マウスピース矯正に限った話ではありませんが、矯正治療を行うことにより頭痛が起こることがあります。頭痛の原因は歯の噛みしめ等による筋肉の緊張です。治療中、無意識に歯を噛みしめてしまうことが多いと起こりがちです。逆に、いままで頭痛がちだった方が歯並びを整えることで、筋肉の緊張がほどけ頭痛が改善することもあります。
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インビザラインに限らず、矯正装置を外された歯は、元の位置に戻ろうと動くことがあります。患者様それぞれの咬合習癖(咬み癖)によって、程度が変わります。かぶせ物が外れたり、歯科治療で歯の高さが少し変わったり、歯周病で地盤沈下がおきたり(骨の位置が下がる)、様々なことが影響しています。きれいな歯並びを維持するためにも、後戻りが起きやすい治療後1年程度の間は、リテーナー(保定装置)のご利用を強く推奨しております。
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当院では咬み合わせを考慮した治療計画を立てております。治療中、歯を動かす過程で咬み合わせが悪くなることがありますが、あくまで一時的な症状です。咬み合わせが強い方は、マウスピースの厚みの分だけ(0.5㎜)奥歯を余計に噛みしめてしまうため、治療が終わって馴染んでくるまで、少々時間を要することがあります。
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目に見える変化を感じられるまでの期間には個人差がありますが、マウスピースをしっかり装着していれば、歯は確実に動いていきます。歯を動かす順番はさまざまで「プラン前半は奥歯を動かし、スペースをつくる」などのステップがあります。変化を感じにくい「時期」を過ぎれば、あとは劇的な変化を待つだけです。但し、骨性癒着を起こした歯は力を加えても動きません。治療後に「動きにくい歯」の存在が判明した場合は、すぐにプランを見直していきます。